塗装

-塗装期間-
 新築後、約1年目で再塗装をおすすめ致します。塗膜の傷み具合は、経過年数、立地条件、方向、樹種により多様です。一般的に2~3年毎の再塗装をおすすめ致します。
※素材をいつまでも美しく保つためには、適切なご判断のうえ定期的に補修塗を繰り
 返すことをおすすめ致します。

-塗装箇所-
 木製サッシの木部全体外部は、特に繰り返し多めに塗って下さい。

-塗装方法-
1:木製サッシの木部の内外共濡れた布などできれいに拭いて下さい。
2:乾いてから約#800~#1500の耐水ぺーパー(紙やすり)で木部をこす
  って下さい。その時、塗装が落ちないよう注意して下さい。
  素材によっては、ヤニが白く硬化しているものがあります。ヘラなどで除去
  してから作業して下さい。
3:壁、硝子、金物他木部以外をマスキングテープなどで養生して下さい。
4:塗料を塗料用バケツなどに適量入れ、刷毛(柔らかい物)でたれないように木部
  を塗って下さい。
  硝子などに付いた時は、シンナーなどで拭き取って下さい。

金物

金物の注意・点検事項
 ハンドル等の金物類は、スプレー式潤滑材・グリース等で約4カ月~半年ごとに(固くなった箇所は、そのつど)各窓の金物に給油して下さい。
※いつまでも心地よくお使いいただく為には、レール等の清掃も定期的に行ってください。

ガラス

複層硝子の注意・点検事項
 冷暖房の吹き出し口を複層硝子面に直接当てたり複層硝子面に密着して厚手のカーテンを吊ったり洋服たんす等蓄熱性のある家具などがありますと熱割れ(特にワイヤー入の複層硝子)の原因となりますのでおさけ下さい。
 複層硝子面に付着したコンクリート灰汁、砂などの固形物は、水洗い拭きで、除去して下さい。複層硝子は汚染に応じクリーニングして下さい。極端に寒い所や、急激な温度変化のある所、または、油煙や湿気の多い所は、結露する可能性があります。
 木製サッシの水密性が悪くなっている場合には、シーリング材を打ち直して下さい。一般的な雨に対する防水性能をクリアーしていますがホースなどで勢いよく水をかけますと室内側に水が入る可能性がありますので直接水をかける場合は、弱めの噴霧状態で放水するようお願いします。
※シーリング材(ガラスと木枠から水が入らなくしているるもの)は、3~5年程度で劣化して、コーキングが切れる、はがれる可能性があります。定期的に点検、補修を行ってください。

複層硝子が割れた場合は物件名、窓形式、できれば窓番号をお知らせください。詳細をお調べしてお伝えし急ぎの場合には最寄りのガラス屋さんでも取替は可能です。

塗装、金物、開閉、ガラス等、木製サッシでお困りの場合にはお問い合わせください。